1万円元手でFXに挑戦してみるブログ

ズブの素人が四苦八苦しながら1万円を使ってFXトライ

失敗続きの5月の成果

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初月(4月)のビギナーズラックの運は尽き、ついに取引すればするほどが出る、苦しい展開になっておりました。

未来を見通す力がなさそうな、わかなです。

 

2017年5月の振り返り

まず、4月は北朝鮮の建軍節でのミサイル発射の緊張が高まり、GWの北朝鮮周辺諸国への渡航も少しためらわれるほどの状態でした。

結局、建軍節ではミサイル発射は行われず、その後の実験も失敗という報道で、米が一定の役割を果たしたという世論が広がり、緊張が緩和されました。

そこに5月5日の米雇用統計で予想以上の成長が見られたため、米経済は堅調だと裏付けられました。

続いて、5月10日の韓国の大統領選で、親北の文氏が当選すると、北朝鮮有事の緊張も緩まって、ドル高方向に動いていました。

しかし、そこから怒涛の北朝鮮のミサイル実験。5/14から計5回。

5/14は「打った!!!米、どうでる?どうでる?」と、為替はドル安へ。

そこに、トランプ大統領がロシアに機密情報を漏洩したという、大スキャンダル。じわじわと効いてきて、5月後半からは下落の方向へ。一時は108円台まで。

ミサイルはバンバン飛ぶけれど、結構慣れるが早いのも人間。思い描いているような有事にならない見たい、という安心感からか、ミサイルの影響はさほど大きくはないようで、最終的には持ち直し、なんとか月初の111円へと舞い戻ってきたのが、5月でした。

 

5月の取引状況

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はい、赤字です。

 

損切りを学んだ5月

イタタタ…

4月から持ち越していた1300通貨を5/2に痛みをこらえて、決済しました。

というのも、GWを挟んで長くFXができないこと(市場が休みではなくて、実家に帰省で)、北朝鮮の有事モードが緩んだことでドル高が一層進むんだろうな、という予想。

結局、一時115円近くまでドル高になったので、この判断は必要だったんだろうな、と思うのですが、5/15のトランプっちの失策を待ってたら、逆にけられたのに!!!!

キーーーーーーーっ!!!!

と、当然思うのですが、まぁ、後から見ればそうですよね。

 

損切りを良しとしてしまう、悪い風潮

FXは損切りが肝要ということで、一回損切りが出来ると、次から損失確定決済への躊躇いも大分と無くなります。

5月の最高収益は441円ですが、これはかなり必死になって獲得しています。めっちゃ細かく利確させていってるんですね。

10円くらいのプラスが出たら、即決済。注文→決済の嵐。なので、PCの前からトイレに立つことすらできません。

しかし、500円の損失を出すのはほっとけばすぐに出ます。フッシギーーーー。

 

取引画面に赤い数字が出てくると、焦って「もう切らなきゃ」と思って、決済してしまう、という変な癖もついてしまいました。

耐久力ぜろ。

 

OCO注文の弱み:当たり前だけど変動に弱い

損失を小さいうちに切って、利益を伸ばすのが鉄則とは言え、そんな簡単ではありません。

問答無用で損失を小さいうちに決済し、そこそこで利確させる方法として、「OCO」注文があります。

OCO注文…2つの注文を同時に出しておいて、どちらかが成立したら、どちらかをキャンセルするという注文方法。

ex)110円で買注文 → 112円に上がったら、売決済 → 2円の収益

         → 108円に下がったら、売決済 → 2円の損失  

つまり、損切りの機会を、欲や度胸によって失ってしまうことなく、損失を許容できる範囲内で抑えることができるのです。

素晴らしい注文方法です。

ですので、5月上旬のご報告のように決済は必ずOCO注文するようにしました。

 

しかし、結果はあまり芳しくなかったです。

というのも、数時間で戻ってくる可能性のある谷や山でも、即刻決済してしまうので、「あ、これはまた戻ってくるな」、「いや、これはもう厳しそう」という感触もなしに即刻、損切りしてしまうのです。

多少波があって、変動があったとしても、波は乗り越えて決済に持っていくとなると、結局は結構な額の損失を見込まねばならないからです。

「これくらいの変動はおきうるはず。それよりも下(上)回ったら」と変動幅を見込んで、損切りラインを決めると、かなりの幅を持たせることになり、結局損失が大きいことは覚悟しなければなりません。

逆に小さい損失で、と思うと、大体、小波による変動で決済されて、小さいけれど、たくさんの損失を重ねてしまう、という形になります。

 

はい、OCOは細かな取引には向きません!

為替がちゃんと読める方大波の見通しを持って利用する注文方法だと思います。

 

というわけで、イタイ5月でした。

 

5月のまとめ

  • 損切りできるようになったけれど、忍耐力はなくなった。(波が戻ってくるのを待てなくなった。)
  • OCO注文で細かな注文をするのはかえって、細かな損失を大量に抱えてしまう。
  • 根拠ある取引の出来ない初心者は、上向きか下向きかの数分〜2、3時間後の見通しを立てて、利益が出たら確定を重ねた方が確実だ。
  • 寝てしまう時や持ちっぱなしにするときには保険のためにOCO注文で損切りできるようにしておくのが良いかもしれない。
  • 5/17に記録した-2764.71円から、何とか+297.04円で、-2467.67円で終えられた点では、5月下旬はかなり健闘したと思われる。

 

はぁ…

 

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